第3回、第4回内装設計打合せ

5月半ばと5月末の2度の打合せを経て、やっと部屋割が確定。床材や壁材などの内装イメージも固まってきた。主に妻の仕事になる台所の細かな設計と作りつけ家具の設計が6月の作業になる。


http://d.hatena.ne.jp/sameo/20060402/p1で書いたように、

  • 1階を細かな部屋にわけて2階をゆったり広い空間で使う案(2階勉強コーナー案)

で検討を続けてきたのだが、4月半ばに出てきた案での変更点は大きく3つ。まずは1階水周りの位置。トイレ、洗面、浴室をローテーションして、浴室からではなく洗面所から直接外に出て洗濯物を干せるようにした。この結果浴室からちょっとした庭を眺めることはできなくなったが、「果たして昼間どれだけ入浴するか?」ということで却下。次に書斎の面積拡大。浴室には凝らずにユニットバスにすることで浴室面積を減少させ、かわりに書斎面積を拡大。さらに書斎には玄関から直接入ることにして面積を拡大。住戸の一部という考え方ではなく、玄関を通って仕事場に出かけるというイメージにした。ちなみに構造計算の結果、窓は取り付け可能であることがわかった。また他住戸の建蔽率容積率の処理に絡めて、当初のスケルトンから壁の位置を少し動かして書斎の面積を拡大。この結果2階面積をわずかに減らす必要が生じたが、結果的には2階リビングの壁のへこみは15センチのみとなった。これが3つ目の変更点。この案で行くという方針が決まったのが3回目の打合せ。


4回目打合せの中心論点は、2階リビングの西側窓の位置とそれに絡むスペースを戸外屋上とするか、戸内ロフトとするかという話。西側の窓を西に寄せるとそこにできるスペースは室内のロフトになる。ここは将来的に収納スペースとして、あるいは他の目的で使えるようになるが、問題はリビングに差し込む光の量をそのロフトが減らすということ。設計士さんと相談して結局ロフトは作らず屋上とした。これによりリビングに差し込む光の量を増やし、また窓がリビングに寄ったことで、ソファに座りながら両サイドの窓からそれぞれ空が見えるようになった。実は天窓もリビングにはあるのだが、これは我が家には南に面した部屋がないからで、実際のところどの程度の光がどれだけの時間差し込むのかは正確にはわからない。とにかく光の量を収納の量より優先させたわけだ。この結果できた屋上は2.8m×3.4mで約10平米。昇り方が結構難題だが、缶ビールぐらいは持ってはしごで上がれるので天気の良い日の夕方は利用するかもしれない。あとは喫煙スペースとして使われる可能性はある。


さて、当初からの懸案だった本棚だが、階段に取り付けるのは新築時には見送ることに。そしてリビング東側の窓の下に2段の低い本棚を作りつけることに。もし将来本が増えてどうしようもなくなったら、階段に本棚を取り付けることにする。その前に息子が家から出て行けば、彼の部屋にも収納できるし。本棚を今回は減らした理由は、来年度以降、本を収納する某所の収納能力がかなり高いということがわかったからだ。問題はどれだけ手元においておきたい本があるかということになった。


先日の総会では各世帯が他世帯の間取りについて模型で確認し、覗き見趣味的に色々と質問しあう時間もあったが、他世帯は、概ねワンフロアーでの配置ということで、われわれより進展が早いようだ。総会も3回あったことで、しだいに打ち解けてきた組合員同士の連絡先が交換され、私は光回線やCATVといった設備の導入について主導的に検討する役割になった。だんだんコーポラティブハウスならではの面白さが出てきた。