日本対バーレーン

日本0−0バーレーン
   1−0
   1−0
オウンゴール

相変わらず、覇気のないチームだなという印象は変わらない。97年のチームの方が単純に下手くそだったから一生懸命やっているように見えただけなのだろうか。

春ですな - sameoの生活断片で書いたジーコの宿題に彼が出した答えが正解だったのかわからない。確かに中田と中村を縦においたことによって、中村の自由度はあがった。また中田の守備意識の高さと運動量の多さはけっこう見直した。しかしセットプレー以外、ほとんど流れのなかでのシュートが撃てなかった前半と、サイド攻撃が非常に増えた後半とであまりに振れ幅が大きかったので、何とも判断できない。

前半と後半で何が違ったのかが、今の段階では情報不足だ。ジーコのゲームプランだけではないはずだし、相手のシステムや選手の変更もない。前半はうまくポストとして機能せずに相手ディフェンダーにつぶされていた両トップだが、後半は中田や福西から出た縦パスを中村や加地、三都主にうまくはたけるようになっていた。この差はどこから生まれたのだろうか。テレビ画面からだけではわからない。久しぶりにナンバーでも買って勉強しないと。

しかしバーレーンは本当にディフェンスの優れたチームだ。ホームで当然と言う声は多いが、勝ち点を3取ったことは非常に大きい。