なつかしい5,6年前
学会誌論文投稿モードからリサーチ&博士論文執筆モードに少しシフトしはじめた。今日は、これから始まるインタビューに備えて、99年、00年のネット環境の下調べをした。
99年というのは
- 日本のインターネット人口が1500万人程度で、家庭の利用者が初めて法人利用者を抜く(2月)
- ドコモがi-mode開始(2月)
- AOLのNetscape買収が承認(3月)
- 「インターネット広告推進協議会」設立(4月)
- ビットバレーが話題に(4月)
- マネックス証券設立(4月)
- 東芝事件(7月)
- 東京めたりっく通信設立(7月)
- eグループ日本でも開始(8月)
- 楽天、Y!、オークション開始(9月)
- ネットレイティングス日本法人設立(9月)
- @nifty誕生(10月)
- ライブドアの無料インターネット開始(11月)
00年というのは
- AOLとタイムワーナーの合併発表(1年後に合併)(1月)
- 2000年問題大禍なし(1月)
- eBay日本語サイトオープン(2月)
- Y!、DoS攻撃で3時間ダウン(2月)
- i-mode500万契約突破(3月)
- フュージョンコミュニケーションズ設立(5月)
- 西鉄バスジャックと2ちゃんねる(5月)
- NTTが東西とコミュニケーションに分割(7月)
- Y!、1億ページビュー達成(7月)
- Google日本語版オープン(8月)
- i-mode1000万契約突破(8月)
- KDDI発足(10月)
- 楽天、infoseek買収(11月)
- amazon日本でサービス開始(11月)
- BSデジタル放送開始(12月)
- NTTがDSLサービス本格スタート(12月)
- インパク開始(12月)
そして2001年1月にIT基本法施行となる。
インフラの年というのが率直な印象だ。で、似たような事業者が似たようなサービスを提供し始めていることが、今はなき日経ネットビジネスで紹介されている。さまざまなサービスの勝ち負けが見えてくるのが2001年以降なのだろう。
ちなみに日経平均は、1998年12月末に13842円だったのが、見る見るうちに上がり2000年3月末に20000円を突破。そして同年12月末には13785円とまさにジェットコースターのような動きを見せている。