クレヨンハウス
今日は、こどもがどこかに出かけたがっている風情で、しかも××に行きたいと主張した。しかし、それがどこだかわからない。
−本がたくさん置いてあるところ
−おもちゃもたくさんおいてあるところ
−青いいすがあるところ
最初は図書館だと思い、これまでに行ったことのある図書館を2つ挙げてみたが、明確に「違う」という。「本を買ったところだ」と主張するので、今度は本屋と考えたのだが、大きな本屋にこどもを連れて行った記憶はほとんどない。ここが誤解のはじまり。本が「たくさん」おいてあるところを、おとなが自分の感覚で、でっかい本屋という固定観念で縛ってしまったのだ。夫婦で、非常に真剣に知恵を絞ったが、お目当ての場所はなかなかわからない。なにしろ大人の2人が想像したのは「莫大な量の陳列」だからだ。
−車でいった
という発現も混乱に輪をかける。車で行く本屋、あるいはおもちゃ屋?「博物館か?」と聞いてみても、「こどもの城か?」と聞いてみても答えは「NO」だ。
結局、5分近くのやりとりの後に
−Mちゃんの誕生日のプレゼントを買いに行ったところ
という発言によって、それはクレヨンハウスだと判明した。
ここはなかなか良い店で、今日は、絵本を2冊と動物図鑑、それにクレヨンと41ピースのジグソーパズルを買ってあげた。オーガニック野菜などもおいてある店で、地下の食堂では、そういった食材を使ったものを食わせる。今日は、ケーキも食べられたのでこどもも非常に満足だったようだ。