ひとのふりみて、わがふりなおせないこと

トイレの個室に入って思うこと。

ときどき、隣の個室でものすごい量の紙を消費する音が聞こえるが、自分にはどうあれだけの量を使うのか不思議である。

そういえば、大学のサークルの合宿の時に、人が入っているとは知らずにあけたトイレの扉の向こうに「彼」がいた。そのとき、「彼」は扉の方に尻をむけてちょうど穴を拭いていた。明らかに自分の流儀とは違ったものだった。この時はまわりが爆笑して、「彼」は少数派ということになったのだが、まさにこれは秘め事で、ひとのふりみてなおすことのできない類のことだ。

いったいどれだけの流儀や方言があるのだろうか?

こんなことについて書いた本があるなら教えて欲しい。