夢吟坊

三宿にあるうどんや。

国道246の渋谷から桜新町あたりは、ここ2年ほどでうどんやが増えていると思う。三軒茶屋の駅も一時期は讃岐うどんのチェーン店が向かいに2店並び、はなまるうどんが勝者となった。これだけ暑いと家で火を使って調理をするのがいやになり、義理の母がきていたこともあり、行ってみた。

Webによるとかきあげが名物らしい。腹が減っていたので、かきあげうどん定食を頼んだ。かき揚げうどんに、新香と五目いなりがつく。かきあげは別盛りで、ものすごい量だ。かき揚げは一つの物体ではなくて、人参やごぼうなどが幅1センチ強で薄くスライスされたものが一つずつ揚げられている。その曲がりくねった多数の物体が盛られており、空洞部分が多いせいで、やたらと別盛のざるにはすごい分量のかき揚げがあるように見える。それをうどんに入れて食べる仕組みだ。つゆは薄味だ。京うどんの店なので、当然だ。なかなかうまい。五目いなりは2つついているのだが、これが余計だった。いなりは平らげたものの、名物のかき揚げを少し残してしまった。

あとは蕨もちも有名なようで、食後に頼んでみた。というか、道中、歩くのを嫌がったこどもに「歩いたらお餅が食べられる」ともので釣って歩かせた手前、頼まざるを得なかった。こちらはなかなかおいしかった。こどもがきなこを最後まで食べていた。

他の人の頼むものを見ていると、麦とろ定食を頼んでいる人が多い。麦とろに小うどんがつくものだ。麦ご飯に件のかき揚げが盛られているかき揚げ丼(小うどんつき)を頼んでいる若者もいた。

たまに行くならGoodかな。一人1000円以内であがるし。