R25再び

R25についてさらに情報をゲットした。そして意見を少し変えた。

まず会社の同僚、それもターゲット層である27歳と28歳の男性に聞いてみると、「案外面白いじゃないですか」「タダだから読んでしまいますね」という返事。「これまでスパ!とか買っていたのが買わなくなるということ?」と尋ねると、「いや今まで何も買っていなかったけど、タダだから思わず手にとってしまうということです」との回答。

そして、ほぼ同時期にこの雑誌を企画・開発した人の話をある人からまた聞きした。ある人曰く、「会社勤めで非常に忙しく、テレビも見ない、雑誌も買わないという人」「基本的に無気力で、生活費を得るためにアルバイトはしているが、テレビも見ない、雑誌なんてお金を出して買うことはしない、コミュニケーションもあまり人ととりたがらない人」という人たちに向けて作った媒体がR25だそうだ。つまるところこういう層に対してリーチするための媒体がなかったから新しく作ったということだ。ただなら手にとってもらえるということだ。

すると広告主はつく。義弟の広告の入り方と雑誌の販売部数は別物という話は実はLEONという雑誌を想定したのものだった。この雑誌イタカジ親父が主人公で、そんな趣味の人間ってどれだけ世の中にいるの?って感じだが、大手広告代理店とかテレビ局の営業にはそういう人は確かにいる。で、可処分所得も高かったりするので、そういう層にリーチする媒体として広告は結構入るのだろう。

ということで、つくづく節操ないが、1年後はR25はまだ存在しているという風に意見を修正することにする。