第5回内装設計打合せ

すごい細かい図面が出てきた。俺にはできない仕事だと痛感しながらの打合せ。


玄関には黒い石を40センチ角で敷く。玄関左手はコンクリートの壁がむき出しになるので、右手は柔らかい感じにするために白い壁にして間接照明にする。書斎は玄関から入り家とは別の「仕事場」という位置づけだが、ほこりの侵入を考えてあがりかまちを3センチとる。寝室の窓が採光基準を満たすために大きくなってしまったが、外から丸見えになるのを防ぐために樹脂パネルで室内に障子のようなものを作る。寝室のクローゼットの扉を折れ戸にする。メインとなるフローリングの素材の決定。2階リビングの床暖房の位置を決める。照明の位置とそのタイプを決める。リビングの窓をどのような窓で組み合わせるか決める。リビングエアコンの室内機と室外機の場所の説明。台所とリビングの創作家具の寸法、棚割り確認。


というようなことを行った。概ね建築士の方の意見を尊重して「それで行きましょう」ということになるのだが、質問せざるを得ないものも多く、3時間近い打合せとなった。


その後、建築士の方とINAXのショウルームへ。大物の既製品である、トイレ、風呂、洗面台を選ぶ。トイレはメインブランドであるSatisというのではなくて、Pita。要はタンクの一部が収納内に納まっているもの。Pitaっと入るからPitaなのだそうだ。標準でお尻が洗えるものがついていると知り、驚き、決定。自動で便座のふたが開く機能はうざいので却下。http://www.inax.co.jp/products/toiletroom/toilet/pita/


このころになると朦朧としてきて、風呂はブランド名も覚えていない。とにかく浴室の広さは決まっているので、決めたのは浴槽、水栓、床、壁のタイプ、壁にアクセントをつけるか、扉のタイプ、シャワーのオプション(マッサージがあるかとか)、鏡のあるなし、オプション。子どもと一緒に実際に浴槽に入ってみて、こいつと入るのはあと何年だろうと考えつつ、とにかく風呂はゆっくり入りたい時があるので、浴槽をシェルタイプという広めのものにしてみた。あとは音楽が聞けるシステムをオプションで入れてみた。見積しだいでカットとなる運命にあるのだが。


最後は洗面台。色々な制約の中で、1階に多くの部屋を詰め込んだので、洗面台は間口が狭い。100センチ。それにぴったりの洗面台を建築士の方が見つけてきてくれたのだけど、あまりに格好悪かったので、夫婦で再検討。LIXILは台の部分と水がたまるところが一体整形で掃除はしやすいのだが、やたらと深くて、小学校の時によく金物のバケツを洗っていたもの(名前失念)に見えてしまったのだ。結局、当初建築士が薦める予定であったSuiteroomシリーズのシンプルな洗面台にした。LIXIL | 浴室・お風呂場・バスルーム・システムバス・浴室収納・浴室カウンターではとんでもないお値段になっているが、選んだのは正方形に近い洗面台のみです。これだけだと4.5万円です。これを設計した台の上に乗せる算段だ。


このころになると私の疲れもピークだが、子どもの退屈もピークで、やれ肩車をしろとか、通りを走っている車に関してのなぞなぞをしようとか、もう商品選択どころではなかった。妻に商品の細かいオプションは任せてしまう。タフな妻はその後、遊びに出かけてしまったが、私はショールームでの30分近い休憩の後、息子と外食をして、二人でこんなに暑いのに風呂にもはいらずに10時前に眠ってしまった。


実は建築家からもらった宿題がけっこうあって、それを考えないといけない。それも2週間で。あー、死にそー。だが、もう一踏ん張り。一番想像力が必要とされる宿題は、コンセントなどのプロット図の修正です。今度の週末やります。


追記:早速、打合せの翌日曜日にはBicカメラ有楽町店に行って、しこたま家電等のパンフをもらってくる。10年の技術革新(特に省エネ技術)に驚き、細かな寸法を見ながらの機種選定も行う。当然ながらPCフロアとかにも寄ってしまい、ブツ欲もかなりそそられた。iPodの第6世代とBoseのこれが書斎にほしい。http://www.bose-export.com/products/sounddock/index.html。あと、携帯電話換えたい。Nokia804NKかな。番号ポータビリティで脱NTTでVodafoneでしょうかね。