面談

半年に一度ほどやっている面談を保母さんとする.


我が子は

  • かっこつけ
  • 負けず嫌い
  • 自己主張強し

だそうです.これは両親の性格からすると納得です.


かっこつけに関しては,保育園はええかっこをする場となっているようです.うちでは逆に大人っぽさはなく,甘えます.激しく怒り,暴力を振るうこともあります.もちろん,このようなハレの場を持っているということが本人の自信につながるので良いのですが,常に虚勢を張って,人の目を気にしながら生きるのは疲れるので,それはそれで問題です.「ボケ」「笑い」というあたりで,その境目を取りたいと思っているのですが,なかなか難しいです.


次に負けず嫌い.これは保母さんから聞いて初めて知ったのですが,先日,愚息は,新入りの同級生に不意をつかれはじめてかけっこで負けたそうです.それはよほどのショックだったらしく,敗戦直後,保母さんの胸で大泣きしたそうです.そして親には報告せず.よほど悔しかったのでしょう.これも,悔しさがないと人は成長しないので,良いことだと思っています.ただし,ずるをしてまでものし上がるというところまでいってしまうと問題です.これもバランスが難しい.


最後に自己主張強し.いくら保母さんから説明をうけて諭されても,自分が納得しない限りは引き下がらないそうです.時には,逆に保母さんを(家でもそうですが),見事な論理で説き伏せるようです.そういう意味では論理力や説明力があるといっても良いのかもしれませんが,そんなきれいな話ではないのです.自己愛やナルシスティックな面もかなりあり,かっこつけの場である保育園では,比較的すまして自己主張しますが,うちでは激しく泣いて主張することもあるわけです.そもそも絶対にそれはダメということも世の中にはあるわけで.


子育てには喜怒哀楽が凝縮されていて,人生をもう一度生きている感じです.しかし,ずっと続くと思うと,それはそれでぞっとするものでもあります.